斉藤ひろし 『脱力日記』

映画脚本家 斉藤ひろしのブログ, 主に愚痴と雑談

サプリにご用心

いやあ、前々回の記事に「肝臓で入院」なんて書いたから知り合いにいろいろ心配かけちゃって、その記事を削除しちゃったんだけどね。
とりあえず入院して、肝機能が正常値に戻ってきたんで、もう大丈夫だと思います。

実は、なぜ肝機能の数値が悪くなったかというと、サプリメントの飲みすぎが原因だったんだよね。
だから、入院してサプリを絶って、身体を休めてたら自然と回復してきたわけ。肝臓には自己再生力があるからね。

削除した前々回の記事で管理人のM君が「身体を大切に」ってコメントしてくれたけど、
身体を大切にしようと思って飲んでいたサプリのお陰で身体を壊していたとは(笑)

確かに、サプリってのは特定の成分を凝縮したものだから、肝臓に負担をかけるのは間違いないんだろうね。自分の身体に合わないものも含まれてる可能性があるから気をつけないといけない。
僕の場合、自覚症状はなかったけど、たまたま定期的にやってる血液検査で異常がみつかったからよかったけど、病院とかゼンゼン行かないひとがサプリのみまくって知らない間に肝臓イカレてるなんてこと、結構あるかもしれないよ。みなさんも、気をつけてね。

知り合いから聞いたけど、サプリで栄養補給していると、身体がサプリから楽に補給するのに慣れて、食物から必要な成分を取り込む力が弱ってしまうらしい。やっぱり、納豆とか発酵食品とか野菜とか、食べ物で健康を維持するのが一番ってことだね。
考えてみれば、今の長寿社会を作っているお年寄りなんてみんな、サプリなんて飲んで来なくても、元気なわけだから。

しかし、入院してると同部屋にはいろんな人が入ってくるね。
僕の隣のベッドには柔道で超名門の某大学付属高校の18歳がいて、その彼、120キロもあるんだけど、やっぱ体育会系は、挨拶もしっかりしてるし、看護師さんへの態度もいいし、ちゃんとしてるよ。
それに比べておっさんたちはダメだね。非常識なやつばかりで。
消灯時間過ぎてるのに深夜までテレビ消さないジジイとか、僕の向かいにいたおっさんなんか、深夜に「いとしのエリー」をフツーに声だして唄ったりするんだよ(笑) 信じられないよぉ。ちなみに、この人、別に脳の治療で入ってるわけじゃないよ。
きっと、自覚はないんだろうね。自分の部屋にいるような気分なんだな。映画館で上映中ずっと普通の音量で独りごと言ったりする人って、こういう人なんだろうね。
それいがいにも、ジジイやおっさんたちはトイレの使い方が汚いし、すべてにおいて、ダメ。
個室に入ればいいんだろうけど、僕が入ってた病院、個室は一日三万円なのよ。それは、やっぱり分不相応っていうか、贅沢だから4人部屋にしたんだ。
梶ヶ谷にあるTっていう病院なんだけど、ここの看護師さんは、みんなとても優しくて、しかも、若くてカワイイ人ばかりなので、楽しかったよ。別に具合悪くて入ってたわけじゃないから、看護婦さんが回ってくるのはすごく楽しみだった。
看護婦さん「(笑顔)おはようございます、斉藤さん。じゃ、血圧計りましょうね。何か心配なこととか、不安なことはありませんか」
オレ「はい、いろいろあります。悩み事とかもいろいろ。でも、人生相談じゃないから、看護婦さんに話すのは申し訳ないっていうか」
看護婦さん「(笑顔)ウフフ。いいんですよ。何でも話してくださいね」
オレ「怖い夢を見るんです」
看護婦さん「(心配げな表情)まあ、かわいそうに。どんな夢ですか?」
オレ「ニューヨークのハーレムとブラジルのリオデジャネイロが混ざったような街で迷子になって、深夜になってしまうんです。人気のない裏通りで悪い奴らに囲まれて」
看護婦さん「斉藤さん、いろんなところに行かれてるんですね」
オレ「いえ、海外へは行ったことがありません。飛行機に二時間以上乗っていられないので」
看護婦さん「(やや表情が固まる)……そいう迷子になる怖い夢って、入院してからずっと見るんですか?」
オレ「いえ、迷子の夢は、割と子供のころから」
看護婦さん「(完全に固まる)……他に困ったこととかありますか?」
オレ「いろいろあります。将来のこと、老後のこととか。カミサンが病気で死んで一人なもんで、家で風邪とかインフルエンザで寝込んだらどうしようとか」
看護婦さん「そういうときは遠慮なく救急車を呼んじゃってください」

……なんて会話を病棟の看護婦さんほぼ全員と交わしたんだけど、ポイントは「カミサンに死なれた中年の悲哀オーラ」を前面に出して同情を買おう、というところかな。
でもね、これはダメな患者のパターンだね。
痛々しい患者より、面白い患者の方がウケがいいに決まってるもん。
もっと、面白いことを言って笑わせて、その勢いで合コンとか、あわよくばデートとかに誘うべきだったんだよな。
今回の入院の最大の反省点だね。
とにかく、看護婦さんがいい病院はサイコーだってことです。
そういうこともあって、回診にくる先生が「斉藤さん、もう少し入院する? どうする?」って聞いてきたときは、
「はい入院しときます」って即答してたんだ、オレ。


また、アホみたいにダラダラ長い記事になってしまった。

というわけで、しばらくは、朝は身体にいい納豆と、肝臓に良いらしいじじみの味噌汁を食べようと思ってます。



  1. 2009/10/30(金) 00:21:55|
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ヒョードル

前回の記事は諸事情により一時、削除しました。またそのうち復活させるけど(復活させるほどの内容じゃないけど 笑)


で、今日はまたまた格闘技に興味がない人には申し訳ないけど、


エメリヤエンコ・ヒョードルの次戦が近づいてきたね。

ジョシュ・バーネット戦が、流れてしまったので、ヒョーちゃんの試合、久々だなぁ。
すでに大金持ちになってしまったヒョードル、あせって試合する必要もないんだろうけど、試合間隔空きすぎだよ。
ヒョードルは僕のアイドルなんだけど、ちょっと心配だね。

相手は無敗の新鋭、ブレット・ロジャース。
ヒョードルに対する幻想を持っていないだろうから、ガンガンくるだろうね。巨漢でスピードもあり、サブミッションもできる。
一発もらったらヒョードルだって危ないよ。
アンドレイ・アルロフスキーも秒殺されてるしね。

しかし、柔道なんかでも重量級としては比較的身体の小さい石井慧が金メダルとったりしてるけど、ヒョードルも現在のヘビー級の選手の中では多分もっとも小柄な方だね。山下泰裕も大きくはなかった。
ボクシングでいえばタイソンがそう。モハメド・アリも100キロ前後だから大きな方ではない。現在のボクシングヘビー級は2メートル、120キロオーバーの巨漢がチャンピョンになってるけれど、それはあくまで飛びぬけた選手がいないので、冴えないけどでかいやつらが幅をきかせてるだけって感じだ。
大相撲の双葉山も大きくなかった。千代の富士もそう。

そう考えると、格闘技の重量級で歴史に名を残すほどの選手、いわゆるレジェントたちってのは、みんなサイズ的には大きくないんだよね。これは格闘技ファンにとっては興味深いことだよ。
もちろん、重量級ともなれば、ある程度の体格は必要だけどね。

しかし、中量級~ヘビー級の一流選手たち、ちょっと前までは日本の団体に集まってたのに、みんなアメリカにいってしまったなぁ。
ま、ノゲイラ、ヒョードル、マチダ・リョート、ランペイジ・ジャクソン、ダン・ヘンダーソン、みんな活躍してるからうれしいけどね。











  1. 2009/10/22(木) 11:39:36|
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長谷川穂積のグローブ

兵庫県西脇市役所で、世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級王者の長谷川穂積選手(28)が寄贈したグローブなどがなくなっていることに市職員が気付き、県警西脇署に届け出た。同署は何者かが盗んだとみて、窃盗事件として捜査している。(時事通信)

盗んだ理由はどっちかな。
長谷川の熱狂的なファン。
あるいは、盗みに入って、たまたま長谷川のグローブを見て「なんか金になりそうじゃん」って思って持ってった。

多分、長谷川のファンなんだろうね。
だめだよ、そういうことしちゃあ!
そりゃ、オレだって長谷川のグローブは欲しいよ!
でもさぁ、盗んで手に入れたりした瞬間に、もうそのグローブは価値がなくなっちゃうでしょうが。

この事件を読んで、思い出したことがある。
こっから先は身内の恥をさらすけど……

おととしの正月、僕は80を過ぎたうちのオヤジと埼玉県の鷲宮神社(ラキスタで俄然有名になった神社ね)に、初詣に行ったのね。
普段は閑散とした神社に続く商店街が、夏祭りと正月に限って、リオのカーニバルなみの人口密度に膨れ上がるんだよね。

初詣の行列は広い神社の鳥居の外、数百メートルまで続いてる。
僕(当時48才)「ことしはラキスタ効果が頂点に達してるからなぁ、寒いし、一旦引き上げようか」
父「いや、焦ってはいけないよ、ひろしくん。とりあえず、破魔矢を売ってる若い巫女さんたちの顔だけでも見てこうよう」
出店のじゃがバターが食べたい気分だった僕はそれに同意した。
父は、「わたしらは、初詣の行列に並んでるんじゃなくて、出店を冷やかしに来てるんですよ」的な余裕オーラをだしながら、行列の先にある拝殿のあたりまでやってきた。
そこで父は、じゃがバターで上あごを激しくやけどした息子の間抜け顔に向けて、妙な目配せをしてきたのである。
(列に横入り、しちゃおうよ)
そうである。息子の私は最初から気づいていた。このオッサン最初からズルするつもりで列の最前列まできていたのである。寒さの中、何時間も並んでいる人たちが大勢いるというのに。

ズル将軍が行列の間隙を縫うように、カニ歩きで列に紛れ込もうとした瞬間、僕は、叫んだ。
「ズルしてお参りしたらバチあたるぞ! なんたって相手は神様なんだから、ぜんぶもろバレだぜ」
父は、ハッと我に返ったような目をして列を抜け、僕のことを見た。息子に向けたその目が、一瞬尊敬のまなざしに見えたのが、僕としては、情けなかった……(トホホ)

しかし世の中には、というか一番近い身内にも、いるんですよねえ。
ものごとの本質を見ないというか、まったくもう、やってることが、本末転倒なんだよね。
僕は「ご利益」を求めるのって好きじゃないけど、ご利益が欲しけりゃ神社の掃除でもすりゃいいんだよ。

長谷川のグローブ盗んだあなた。
そのグローブつけて鏡の前で5分くらいシャドウやったら、また、夜中の区民会館の前にそっと返しておこうよ。
そして、夜が明けたら、「里親募集中」の猫を最低二匹貰いうけて、死ぬまで大切に育てろ。
そしたら、あんたの罪はチャラだ。
オレが神様なら、それで、許す。







  1. 2009/10/06(火) 03:46:17|
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焼肉屋で野菜焼きを頼むのは愚の骨頂

今日、3人で(間柄は説明がめんど臭いので省略)川崎の尻手黒川通り沿いにあるお気に入りの焼き肉屋・精養苑に行った。

タン塩、ホルモン、ユッケなどいろいろ頼んだのだが、
高いカルビと一番安いカルビを食べ比べてみよう、ということで、特上カルビ二人前(一人前2830円くらい?)と普通のカルビ一人前(890円くらい?)を頼んでみた。(いつもは真ん中の上カルビ)
そしたら、出てきた普通のカルビが他所の店の特上に匹敵するほど脂がのっていてさしも細かく入っていた。
で、特上はさらにさしが細かく入っていたが、脂身の量はそれほどでもないというか上品なバランスだった。
寿司でいえば、普通のカルビがカマトロあるいは大トロ、特上カルビが凄くイイ中トロという感じなのである。
僕はとにかく脂身が多い肉が好きなので、普通のカルビで大満足だった。

何が言いたいかというと……
最初から普通のカルビ三人前頼んどけばよかったじゃん! ということです。
しかも、食べるのと焼くのに夢中で、その特上と並の違いをみなさんにお見せするための写メをとり忘れた……。
ブログに焼肉屋のこと書いて写真がないなんて……
おどれ、なんのためにブログやっとんじゃい、ボケ!(『黄泉がえり』や『きみの友だち』で、自分で自分を殴る主人公を書いてきましたが、今の僕がまさにその心境です)

ちなみに、焼肉屋で野菜焼きを頼むのは愚の骨頂だと思う。
実は、僕は今まで、焼肉屋に行くたびに野菜焼きを頼んでいた。そして、いつも、野菜焼きを頼んだことを、後悔した。
なぜなら、たまねぎやカボチャたちは網のスペースをムダに占領するし、大抵焦げて、ゴミになるから。一緒に網を囲む者の中には、苦々しく思いながら文句も言えず、野菜焼きを頼んだ人間を内心呪う者もいるかもしれない……。

精神年齢は小学生並みでも、戸籍の上では僕ももう50歳。同じ失敗は繰り返さないぞ!
だから、今日は野菜焼きを頼まず、野菜はサンチュやキムチで補給しました。大正解でした。

長い年月を費やし、今日、ひとつ、成長した気分です。





  1. 2009/10/04(日) 00:24:15|
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月刊シナリオ

3日発売(もう本屋には出てるかも?)の月刊シナリオ11月号(表紙が松たか子と浅野忠信のやつね)に、いつも僕が三月に一度担当させてもらっている「シナリオ・エッセイ」が載ってます。

ブログの内容と多少ダブるかもしれないけど、本屋で『月刊シナリオ』見かけたら読んでやってください。

例によって、アホなことしか書いてません。
(というか、ちゃんとしたことが書けないライターなので。 汗)
  1. 2009/10/02(金) 12:20:56|
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  3. | コメント:1

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