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斉藤ひろし 『脱力日記』

映画脚本家 斉藤ひろしのブログ, 主に愚痴と雑談

「イングロリアス・バスターズ」

「イングロリアス・バスターズ」を見たよ。
面白かった。

で、
この映画に、一頃、日本のテレビによく出てたフランスのタレントのジュリー・ドレフュスがちょこっとで出てて(そういえば『キル・ビル』にも出てた)、
僕、96年のゆうばり映画祭で彼女を何度か間近で見たんだけど(ホテルの部屋が隣だった)、

実は、彼女のことで凄く印象に残ってることがあるんだ。
映画祭は真冬に開催されててね、彼女、風邪引いててさ、映画の上映中に凄い音で鼻をかみ続けてたの(笑) もう、会場全体に響き渡るくらいの音で、上映中、ずっと!

西洋人って、ゲップとか、食事の時に音をたてて啜るのとかには凄く厳しいけど、デカイ音をたてて鼻をかむのはマナー違反じゃないんだよね。むしろ、“鼻を啜る”という行為、“鼻を啜る音”というのは許せないみたいね。だから、日本の電車の中で冬にみんなが鼻を啜ってるのを見ると彼らは気が狂いそうになるらしい。

でもさ、いくら西洋社会でマナーに反しないからといって、これみよがしにデカイ音をたてて鼻をかむというのはいかがなものでしょうか、みなさん。
しかも映画の上映中だよ。気を遣って、少しでも音をたてないように鼻をかむこともできるんじゃないかなぁ……。

ま、文化の違いってことで。
これ以上言うと、いろいろ差し障りがあると思うから(笑)

かさねていうけど、ジュリー・ドレフュスの悪口じゃないよ。あくまで文化の違いについての話だから。

世の中、いろいろです、はい。


  1. 2009/11/29(日) 02:10:50|
  2. 映画・ドラマ
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金は天下の回りもの

毎年、今頃になると、T映画いう会社からカレンダーが送られてくるんだけど、今年はなんと、『社会情勢に鑑み云々……来年のカレンダーはナシです』ってハガキがきた。

T映画社は、常に国内興行収入ダントツトップの業界では一人勝ちみたいな感じのT系列の会社で、毎年末、月替わりで女優たちの写真が載ってる豪華なカレンダーを送ってくれるんだけど、それが取りやめになるってことは……世の中、そこまで景気が悪いのかな。

ま、わざわざ、『今年はカレンダー送らないけどゴメンネ』みたいなことをハガキで知らせてくれるんだから、こっちとしては恐縮しちゃうけどね。
でも、考えてみりゃ、デパートとかで豪華カレンダーみたいの買うとやっぱり千円以上するし、企業としたら結構な負担なんだろうね。

僕は、バブル景気の時も、まったくその恩恵を受けなかったし(そもそも当時、世の中が景気がいいなんてこと知らんかったし)、不景気になってからも、ずっと低調安定で現在に至ってるんで、景気云々に鈍感なんだけど、
こりゃ日本経済、結構深刻な状況なのかなぁ……

……なあんて思うことが、そもそもダメなの!
景気ってのはムードに作用される部分が多いのよ。
不景気だし、将来不安だから買い物控えよう、とか、小金がある人たちまでが買い控えしたりとか、悪循環に陥るんだよね。

そうか、不景気なのか、じゃあ、どうせスカンピンになっちまうんなら、病気や事故で突然死んじまうまえに、パーッと金を使っちゃえ!
って、みんなが金使えば景気がよくなるんじゃないの? そんな単純なものじゃないの?

僕なんか、カミサンが生きてた時から節約とか一切したことないよ。
小遣いなんか、当然、青天井。
高い買い物してカミサンに文句言われたこともない。
というか、その逆で、
『欲しいものをみつけたら、すぐ買いな。他の人に買われちゃう前に』
って言われてた。
だから、オメガ買いにいって、アンティークのロレックスでデザインの気に入ったやつがあったから、そっちを買って帰ったら、褒められたりしてた。

クリスマスイブに知り合いから借金頼まれてさ、一応『貸すから』ってカミサンに報告だけ入れたら、怒られたもん。
『どうせ返ってこないんだから、あげちゃいなよ。クリスマスプレゼントだよ!』って(笑)

よく『金は寂しがり屋さん。あるところへ集まる。だから金持ちはどんどん太る』って言うよね。
でもね、
金は墓まで持ってけないぜ。
金のある奴は(小金もちも含めて)バンバン使わないと。

みんな、何を恐れてるんだろうね、まったく。
『自分らの老後の為に、もしかしたら子や孫の代に飢餓地獄が訪れるかもしれない、だから少しでも蓄えておかないと』
なんて思ってんのかね。
でもさ、財布の紐を締めてるほうが、よっぽど世の中不景気になって、悲惨な未来になる確率がデカイんじゃないの?

最近、うちの近所でもさ、旨い魚や食材を扱ってた店が潰れて、百円ショップとか安売り量販店とかになってんのよ。
そこで働いてる人とか十分な給料もらってんのかね。
アメリカのウォール○ー○とかの従業員って悲惨らしいじゃん。

社会全体が、萎縮して、消極的になってんだね。


それにしても、
今年はあまりカレンダー集まんないかもなぁ
トイレにもカレンダー下げときたいし……

百円ショップで、買うか

って、それがいけないんだよぉお!



  1. 2009/11/28(土) 12:57:04|
  2. 雑談
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BERRY

ブルーベリー

berryの字がつく果物が好きだ。

ストロベリー、ブルベリー、ベイベリー(ヤマモモ)、ラズベリー……あ、チェリー系も好き。

で、今日、スーパーで生のブルーベリーを買ってきて食べたんだけど、
どうもいまひとつ味がぼやけているような、酸味と甘みとブルベリー特有の香りが足りない気がしたんだよね。
割ってみると、ブルーベリーの中身って白くてふわふわしてるのね。
ジャムやタルトの上に乗ってるブルーベリーを食べたときの印象から、中身も青いんだと思い込んでたけど……オレ、生のブルーベリー食べるの初めてだったのかなぁ?

ちなみに、イチゴとかを食べるとき、練乳とかミルク&砂糖とかと一緒に食べると思うけど、

僕はなんと行っても、ラクトアイス(『爽』とかね)と一緒に食べます。アイスクリームだと僕的には少し濃いんだよね。
牛乳や練乳と食べるよりも、これが一番、ウマイ!



  1. 2009/11/24(火) 12:36:44|
  2. 雑談
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うせものいづる

ルーサイトギャラリー


浅草橋の「lucite gallery(ルーサイトギャラリー)」で舞台役者の洲永敬子さんがパントマイマーの橋本フサヨさんと二人でパフォーマンスする朗読公演「うせものいずる」(作:橋本フサヨ 演出:鄭義信
 23日(月・祝)迄)を観にいったよ。

出だしちょっぴりアングラの匂いもする、不思議な味わいのパーフォーマンスで面白かった。でも、決して難しい舞台じゃない。
公演はこの建物の二階で演じられるんだけど、舞台の背後がちょうど隅田川で、船が見えたり、鉄橋の上を電車が走ってきたりして、建物の内部も外の景色や音、すべてが舞台になっているという趣向で、なかなか素晴らしかったです。

このルーサイトギャラリー、古い民家をほぼそのまま使用してるみたいで、浅草で鶯芸者としてもその名を馳せた市丸姐さんのご自宅だったそうだ。
一階も見せてもらったけど、いわゆるカタギのおうちとは一味違う、粋筋の匂いを感じさせる、とても雰囲気のある家だったね。

ネットで「ルーサイトギャラリー」で検索すれば、家の外側や内部の写真などを載せたブログがいくつかヒットすると思います。

その後、公演を一緒に見に行った仲間たち総勢十数人と浅草橋の居酒屋で飲み会。(僕は肝臓の数値がまだ下がり切ってないので、ウーロン茶でお付き合い。ビール飲みてえ!)
店に滞在すること、7時間! ま、多分、ウイークデーに問屋さん関係の人たちが利用する店だろうし、土曜日だったのでOKでしょう。

ひざびさに楽しい一日でした。


  1. 2009/11/22(日) 16:10:26|
  2. 俳優
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多摩川

多摩川


天気がよかったんで、多摩川に散歩に行った。

写真は丸子橋の近く。

しかし、多摩川、キレイになったなぁ。
アパッチけん(中本賢)さんのお陰かな(笑)

僕が子供の頃(40年くらい前)はきたなくてさ、吉祥寺に住んでたんで、よく是政線で是政まで釣りやザリガニ獲りにいったよ。
すごく汚かったけど、よく行ったなぁ。
多摩川に落ちたら死ぬって言われてた。おぼれて、じゃなくて、川の水を飲んで(笑)

鉄橋があってさ(今もあるかな)、スタンドバイミーみたいに線路の上を歩いてたら電車がきちゃって、一人逃げ遅れて、そいつ、枕木にしがみつく格好でぶら下がって九死に一生を得てた。
みんなで大笑いしてさ「アセッター!」とか言って。
あと、ザリガニをその場で焼いて食べて、激しく腹を壊す奴とか(笑)
ザリガニは食べられるはずだから、生焼けだったんだろうね。しかも、多摩川のヘドロも口に入れてただろうし。
ホント、バカだよね。どうしてあんなにバカだったんだろう、みんな。今の子供もそんなもんかな。

海もいいけど、川もいいよ。


  1. 2009/11/21(土) 11:52:21|
  2. 雑談
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泣ける映画???

今、発売中の『BRUTUS』っていう雑誌で、映画関係者が薦める“泣ける映画”の特集やってて、僕も映画業界の末席を汚す者としてベスト5の投票に参加させてもらっているんだけど……

“泣ける映画”を選べって言われても、難しいよね。
感動の値はたいした事なくても登場人物が可哀相で涙がポロポロでちゃう映画(ま、こういうのは泣ける映画に入らないんだろうけど)、
うっすら涙ぐむ程度だけど心が震える映画、
全然涙腺は緩まないのにグッとくる映画、
とか、いろいろあるからね。

つい二三日前も仕事の打ち合わせで、やっぱり『BRUTUS』の特集で投票してる業界人と話したんだけど、その人も「難しいよなぁ、気分で適当に書いちゃった(笑)」って言ってた。

まあ、「道」とか「悲しみは空の彼方に」「長い灰色の線」なんてのは、定番だろうね。
実際、これらの作品を選んでる人多かったし、僕もオーソドックスに選ぼうかなとと思ったんだけど、せっかくだから、あえて定番をはずして個人的にグッとくる作品名を書かせてもらったんだけどね(でも、あまりマニアックにならないように)。
ま、でも、その日の気分によって全然違う作品を選ぶだろうね。


でね、

正直なところ、
僕は、
“泣ける”って言葉には、もう、辟易してるのよ!

何故かって?
いつも仕事で、
“泣かしてくれっ”
“泣けるシーンを書いてくれっ”
“泣けるセリフを書いてくれっ”
ってプレッシャーを受けてるからね。

でも、僕は、観客を安易なテクニックで泣かそうとか思ったことはない。
ま、今までの作品の中でも病気で死ぬ登場人物とかは出てくるので、いやおうなく泣けてしまう、ってことはあるかもしれないけど、映画の肝はそういうとこじゃないしね。

観客目線で言えば“泣ける”ってことは悪いわけじゃないと思うけど(っていうか、泣く為に映画観る人が多いわけだし)、

以前の記事でも書いたけど、
作る側からすると、そこに製作者側の商売的な思惑がからんでくるからね。


しかし、
オレ、日常では結構泣き虫なんだけど、
映画観てグッとくることはあっても、実際に涙を流したこと、あるかな。

うーん、じっくり記憶を辿ってみても……ないな。

そういうのって、人間として、脚本を書く者として、どうなの?(笑)






  1. 2009/11/18(水) 11:57:40|
  2. 映画・ドラマ
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マニー・パッキャオ

WOWOWで録画しておいたボクシング・ウエルター級タイトルマッチを観た。

マニー“パックマン”パッキャオ(フィリピン)がWBOウェルター級王者ミゲール・コットを滅多打ちにして12回TKO勝ち。
鉄壁のガードと強打を誇る王者コットの顔が完全に変形してた。

いやあ、恐れ入ったよ。
オスカー・デラホーヤを破り、リッキー・ハットンを戦慄のKOで葬った時も驚愕したけど、あのミゲール・コットをボコボコにしての勝利だからね。
デラホーヤの6階級制覇やシュガー・レイ・レナードの5階級制覇に並ぶ、いやそれ以上の偉業達成だよ。
だって、パッキャオはフライ級から始めた選手だよ。それがウェルターのチャンピョンになったってことは、9階級をまたにかけて最強を証明したんだからね。

昔、ライト級で敵なしだったアレクシス・アルゲリョが一階級上のジュニアウエルター王者アーロン・プライヤーに挑んで、あえなく散った試合を思い起こしたね。リングにしりもちをついたまま両膝を抱え、どうにもならない悔しさで宙を見つめるアルゲリョの悲しい眼差しが、一階級上が別世界であるという厳しい現実を表していた。
だからあの時、元二階級王者ファイティング原田の偉業の凄さを改めて感じたんだけど、パックマンはなんと実質9階級制覇みたいなもんだからね。

こうなると、フロイド・メイウェザーとの試合が観てみたくなるけど、反則ギリギリで背中を向けて逃げるメイウェザーを追うパックマン。メイウェザーがせこくポイントアウトする、というつまらない展開になるかもね。


  1. 2009/11/16(月) 21:54:45|
  2. 格闘技
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鎌倉

七里ガ浜



鎌倉へ、カミサンの墓参り。

墓の目の前が七里ガ浜。
写メ画像の真ん中に見えるのが、二人でよく行った江ノ島。右端にうっすら富士山。
肉眼だとクッキリ見えるんだけど。

それにしても土日に鎌倉へ車なんかで行くもんじゃない。
洗濯してから家を出たら、着いたの二時過ぎ。すぐに夕方の景色になっちゃった(笑)
江ノ島方面は車がピクリとも動かない。焼きサザエと焼きハマグリ食うのは断念して帰ってきた。
どうせオイラはウイークデーも土日も関係ないプー太郎なんだから、今度は平日に来よう。

今日はいけなかったけど……江ノ島、エスカーで上に登ったら、そこから徒歩で登り降りしながら島の端っこまで行くと、結構な運動になるんだよね。で、その辺りにまた、太平洋にせり出すみたいな格好のお店が何件かあって、海を真下に見下ろしながら焼きハマ食いながらビール飲むのがサイコーなんだよね。
もちろん、
『飲酒運転は法律で禁じられています』


それにしても、
写メ撮るときに凄い風が吹いてたんだけど、ケータイの手ブレ補正機能ってスゴイね。割とちゃんと撮れてた。


  1. 2009/11/16(月) 01:02:20|
  2. 雑談
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森繁久彌

森繁さん、亡くなったね。享年96。

80年代前半、撮影所で装飾部の下っ端として働いてた時、森繁さん主演のドラマについたことがある。
当時、森繁さんは映画とテレビ両方で吉田茂を演じてた。吉田茂ブームだったんだね。
映画版のヒロインは夏目雅子、テレビ版は吉永小百合だった。
僕がついてたのはテレビ版の方。

当時、すでに撮影所では皆から「おじいちゃん」なんて呼ばれてたけど、考えてみると、当時まだ70にもなってなかったんだよね。
ロケの合間はいつも、椅子に座ってひざ掛けをかけて、お付きの人たちにいろいろ世話を焼いてもらってた。まさに、「ご老人」ってかんじだったけど、今思えば、実際はまだまだピンピンしてたんだね。
若々しく身体を動かすより、御身大切にして長生きした感じだね。身体の強い人っていうのは、ヘンに鍛えたりしなくても心臓が強いから長生きできるってことなんだろうな。

森繁さん、ワンシーン終るごとにモニターで自分を確認して、
「うん、似てる(ホンモノの吉田茂に)な」とニヤリとしてた。自分の演技に惚れ込んでる感じだった。


話が逸れるけど……

このときの撮影では、アホみたいなことがいっぱいあった。
日比谷の第一生命ビル(戦後GHQだったとこね)でロケしたんだけど、誰かが「戦後すぐは日比谷通りに白い車線があったら変だ」と言い出して、助監督たちが日比谷通りの通行を無許可でストップさせちゃって、演出部と美術部が通りの車線を塗りつぶしちゃったの(笑)
オレ、ローラー使ってグレーの塗料で車線を塗りつぶしながら、
「こんなことしたらただじゃすまねんじゃねえの」って内心、失笑してた。
案の定、すっとんで来たよ、丸の内警察が。激怒した警部クラスのおっちゃんたちが、目を血走らせながら、
「おまえら、なにやってんだああああっ!」って。
怒るのあたりまえだよ(笑)

あわてて、塗料を洗い流すことになってさ、オレ、先輩に「サイトー! ウエス持ってこい!」って言われて、「わかりましたぁ!」って、機材トラックに走ったの。
でもね、恐ろしいことに、大学卒のわたし、「ウエス」の意味をしらなかった。
「ウエスってなんすか?」って先輩に聞くことができないまま、機材トラックまで走っていって、そのままUターンしてきて「ウエス、ありましぇーん!」
センパイ「ねえわけねえだろうが! ウエス、もってこい!」
オレ「わかりましたあ!」って走っていって、また戻ってくる。
「やっぱりありませーん!」
他のスタッフが首をかしげながらウエスをとりに行ってくれた。「サイトー、いくらでもあるじゃねえか!」
スタッフが手にした布切れをみて、はじめてサイトウ青年は、それがウエスだと知ったのでありました。


あと、
「GHQの屋上の端で星条旗がはためく画が欲しい」ってカントクが言い出して、屋上に星条旗を立てることになったの。でも、固定するのが無理だから、装飾部と手の空いてるスタッフが、地上から狙うカメラのフレームに入らないように旗を支えることになったんだけど、その日は、強風でさ。
ゆれるのよ、旗が。
下からトランシーバーで「旗を揺らすんじゃねえ! オラ、旗を持つ人の姿が見えてるぞお!」
屋上組「風がやむのを待ちましょう!」
下の連中「バカやろう。パタパタとはためく画が欲しいんだよ。オラもっと、旗がよく見えるように前へ突き出せ!」
「わかりましたぁ!」と誰かが行った瞬間、一人屋上のヘリから落ちそうになった(笑)

オンエアを見たら、背景もGHQビルもへったくれもない。ただ、星条旗のアップが映ってるだけだった。
ま、映画やドラマの撮影なんて、こんなもんです。


このドラマ、脚本が笠原和夫さん(「仁義なき戦い」シリーズや「県警対組織暴力」などの傑作を書いた人ね)だったんだけど、
オープンセットでの撮影前に、助監督が美術の配置で悩んでるのよ。
「カメラがどの位置から狙うかまだわからないから」って。
でもね、オレ、台本読んで、カメラの位置すぐ分かって助監督に、「カメラはここですよ」って言ったんだけど、ピンと来てないみたいだった。
結局、撮影部が準備を始めると、僕が行ったとおりの場所にカメラはセッティングされた。だって、ホンを読めば分かるんだよ。
何を言いたいか、っていうと、脚本っていうのは、芝居やセリフだけじゃなくて、一読すれば、画までみえてくるものだ、ってこと。
その後、その助監督がカントクになったうわさは聞かないし、この業界にはもういないと思う。


また、話逸れまくりの、アホみたいに長い記事になっちゃった。



  1. 2009/11/11(水) 01:20:01|
  2. 俳優
  3. | コメント:0

ノゲイラ

前の記事の続編です。

ヒョードルとノーコンテスト試合の相手というのが、ノゲイラ。その後、再戦してヒョーたんに破れてますが、トップクラスの強豪であることは間違いないよね。このミノタウロことアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ、日本のプライドで活躍してた人だから、知ってる人も多いとおもう。今もアメリカのUFC(現在世界一メジャーな格闘技団体)で活躍してます。ついこのあいだも、鉄人ランディ・クートゥアを圧倒して勝ってた。

でね、

格闘家っていうと身体が丈夫そうだけど、実はそうでもないんだよね。
精神的にナイーブな奴や病気もちの人もいる。プロレスの高山なんかも喘息だしね。

ノゲイラも実は喉が弱くて、年中風邪ひいて熱出してる(笑)

僕、なぜか、彼と東京の街中でバッタリ遭遇することが多いいのよ。
一度目は、セルリアンホテルのラウンジで打ち合わせしてたとき。
トイレにいったら、でかいガイジンが洗面台に薬瓶をならべて、それを順番に口に入れてうがいしてるんだ。
それがノゲイラだった。
鏡に映った僕をみて、ノゲイラがギョッとした顔で振り向いた。
そのとき、僕はマスクしてたから、風邪をうつされるんじゃないかと思ったんだろうね。
僕、思わず「アイアム、OK! ノット、キャッチコールド。パーフェクト・ヘルス!」って言ったんだけど、通じたかな。ノゲイラはうがいを続けたから、僕は急いで用を足して出たんだけどね。握手してもらいたかったけど、あきらめたよ。

二度目の遭遇は、六本木。
アマンド前の交差点を某局のPと某映画会社の女性Pと歩いてたら、向こうから金髪美女軍団に囲まれた大男が物凄く嬉しそうな顔で、こっちに走ってくるんだよ。
「あっ、ミノタウロだっ!」
同行のPたちは「???」って顔してたんで、
「ノゲイラですよ」
それでもPたちは「??」
ボク「なんや、お前らミノタウロ知らんのか! そんなんでよくマスコミの人間とかいってブイブイいわしとるな。もう、お前らなんかどうでもええ。とりあえず、オレがミノタウロと握手するまでここで待っとけ!」
なんて言えるわけもなく「ちょっと待っててください」と断ってから、ノゲイラに近づいていったんだ。今日こそ、握手してもらうぞ!

そしたら、ノゲイラ、交差点内に堂々と止めた群馬ナンバーのハイラックスサーフのドアをあけたかと思うとセカンドバッグを取り出し、そのままダッシュで美女軍団の方へ戻ってしまったんだ。
セカンドバッグの中身はゲンナマかな。それにしても、車に鍵ぐらいかけといた方がいいんじゃないの? でも、ブラジルのリオとかだと、鍵がかかってると逆にドアをぶっ壊されるからロックしないのかな……なんて、ことも思いつつ、その大きな背中を見送ったのでした。
ノゲイラの六本木好きは有名だけど、ホントだったんだなぁ。

その後、渋谷の街でも遭遇したけど人波にまぎれて見失ってしまった。

でも、三回も街で遭遇って、何か縁があるのかな。とても他人とは思えましぇん。


それにしても、
ああ、なんてどうでもいい記事なんだ。ここ、完全に、ボクの個人的な暇つぶしの場になっている……。
スンマセン。

  1. 2009/11/08(日) 18:33:00|
  2. 格闘技
  3. | コメント:0
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