FC2ブログ

斉藤ひろし 『脱力日記』

映画脚本家 斉藤ひろしのブログ, 主に愚痴と雑談

ザ・ファイター

昨日、ようやく髪を切り、

六本木へ映画『ザ・ファイター』の試写へ。

スーパーライト級のボクサー、ミッキー・ウォードを主人公にした実話もの。
ミッキー・ウォードの試合は、WOWOWで放映されたものは全部見ていると思う。アルツロ・ガッティとの三度に及ぶ死闘が有名な、打ち合うタイプのボクサーだ。好きな選手だった。


ウォードをマーク・ウォールバーグ、異父兄貴のディッキー・エクランドをクリスチャン・ベール。
「シュガー・レイをダウンさせた」ことが生涯唯一の誇りの元ボクサー、ディッキーをベールがヤバイテンションで演じている。
頭のネジが外れたまま生まれてきて、自分の人生や身内の人生までダメにしてゆく“問題児”のペール。観ていていたたまれないが、このいたたまれなさ、気まずさの空気が、僕は大好物だ。

しかし、これは男のための映画だな。

昨今の日本映画界では、作り手側は男子を観客として全く想定していない。
客とは、女子供である。と完全に割り切ってる。

かく言う僕も、男性観客の存在というものは、まったく無視してホンを買いている。
観に来ないやつのために、余計な金と労力を使うだけムダ、だからである。

「男が観にいきたくなるような映画がないから行かない」という意見もあるだろう。が、日本では、そういう映画を作ったところで男性客は来ないのである。

でも、本音をいうと、女子をターゲットにしたものよりは、むくつけき男どもが観にきて笑えるような映画をやりたいんだけどね……。

  1. 2011/02/25(金) 23:50:45|
  2. 映画・ドラマ
  3. | コメント:4